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バルトーク弦楽四重奏曲全曲の動画

ボロメーオ弦楽四重奏団が演奏するバルトーク弦楽四重奏曲の動画を観られるサイトがありました。

 バルトーク研究友達の村上氏よりバルトーク5番の作曲者手稿譜金曜に日本初演 という記事を教えてもらい、何だろうと調べているうちにたどり着きました。

 CD 中心に聞き込んでいる私ですので、ボロメーオ弦楽四重奏団という団体は初めて名前を聞きましたが、今年でデビュー 20 周年になる団体のようです。ヴァイオリン 2 人はアメリカ人ですが、ヴィオラはモトブチ・マイさんという日本人、チェロは韓国人で、日本での演奏も度々行われているようです。バルトーク・ナイトとか、積極的にバルトークの作品を取り上げているようでもあります。

 ボロメーオ SQ. のオフィシャル・サイトへ行くと、Digital Press Kit というところから、mp3 ファイルがダウンロードできます。バルトークは第 5 番の第 4 楽章と第 5 楽章が聴けます。但し音質はいまいちです。さらに Living Archive というリンクをクリックすると、1st vn. の Kitchen 氏が開設しているサイトへ飛び、そこから "Special Streaming Video from Music@Melno / "Carte Blanche" Concert August 2008 / The Complete Quartets of Bartók" というのと、"Special Streaming Video from Tokyo / Dai-Ich Semei Hall May 2008 / String Quartet on Weekends FESTA" というリンクが現れます。上はバルトーク全曲演奏会の模様と作品解説が、下は第一生命ホールでの全 6 回のコンサートの模様がまるまる観られます。

 ネタもととなったサイトで話題にしている、米国議会図書館所蔵の自筆譜を用いた演奏会は、第一生命ホールでの Concert V にありました。但し、視聴しようとリンクをクリックすると、著作権に配慮して公開を見合わせるという趣旨のメッセージが表示されるばかり。ベートーヴェンとかは視聴可能でした。バルトーク全曲演奏会の方も、1, 2 番だけ観られて、他は同じ状態です。でも以前は公開されていたようだったので、もしやと思い、URL をちょっと工夫してみたら、ちゃんとページが出てくるではありませんか!!(ヒント: http://www.livingarchive.org/YYMMDD_bartok_[1-6](No)_[i-v](Mov).html という形式です。例えば 080606_bartok_5_i.html ) 第一生命ホールでの演奏もしっかり観られました。そして中身は flv ファイルだったので、しっかりダウンロードさせて頂きましたとも。演奏家自らが公開していたものですし、バルトークは日本では PD になっているので問題ないでしょう。

 原典版の第 5 番ですが、うーんどこが違うかよくわかりませんでした。1 カ所だけ八分音符を十六分音符で弾いたように聴こえたところがありましたが、スリップかもしれませんし。演奏者の背後にスクリーンがあり、そこに自筆譜が大きく映し出されており、演奏とシンクロして見られるようになっています。ビデオでもそこそこ判読可能です。それと手持ちのスコアを比較しても、違いが発見できませんでした。上記サイトに掲載されている、違っていると指差している写真は、第 5 楽章の B のようですが、丹念にスコアと比較しても違ってなさそう (^^;。いつかペーテルさんに聞いてみたいと思います。

 演奏は緻密で、内声部がしっかりしていて、充実した演奏を聴かせてくれます。これでもうちょっと安定感があれば...。MP3 と違ってビデオの方は音も良いです。映像は一台の固定カメラによるものですが、それで十分です。今度また日本で演奏会があったら、聴きに行きたいと思います。

p.s. Borromeo はボロメーオというより、ボッロメオとかボローメオと読みそうな気もしますが、検索ではボロメーオというのが多かったので、ボロメーオとしておきます。

関連記事を検索: バルトーク ボロメーオ弦楽四重奏団

2009年4月30日 11:44

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