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ここにしか無い
ふと思ったのですが「ここにしか無い」という日本語って変というが面白いというか。何が変かというと「有る」ことを表すのに「無い」と言ってしまうあたり。例えば「この店にしか欲しい CD がない」と言うと、否定文の外観で内実は肯定文のような捻れが生じているように思えます。「無い」のは一体何かと考えると、「ここ以外に、有るところ」が「無い」なんでしょうが、そういう説明くどいが欠かせない概念が「しか」の中にとけ込んでしまっている。ばっと見は 「CD が無い」とか「売ってない」ように見えてしまう。「この店にだけ欲しい CD がある」と明らかに肯定にして書けば問題解決でしょうが、ちょっと意気込みが強い感じ。つまるとこと「無い」と「ない」はイコールではないというトリックでしょうか。
最近音盤ネタを書かないで申し訳有りません。ドミンゴの《トリスタンとイゾルデ》[EMI] とかラトルのドビュッシー [EMI] とかヤルヴィのシベリウス交響曲新全集 [DG] とかネタはあるのですが…。
2005年8月18日 22:50
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